ノウハウ共有サイト「日本語おしえる」

特別な資格はないけど、日本語を教える機会があるときに参考にしてほしいノウハウ共有サイトです。

必ず読んでほしいこと(利用規約的なやつだけじゃない)

日本語をどうしても教える機会がある、時に必ず前提として覚えておいてほしいこと。

 

必ず守ってほしい事

まず日本語を教えるうえで、どんな人にも必ず守ってほしいことがあります。

彼らの母語を否定しない

確かに日本に住んでいたり日本語しか使う機会のない学習者にとって、家で母語を使ったりしている姿が日本語学習を妨げているように感じることがあるかもしれません。

しかしそれは彼らにとって「ただの言葉」ではなく、ルーツやアイデンティティ、また高度思考を行う手段である場合があります。

そのように学習者にとってとても大切な母語を決して奪わないでください。

これは、まだ言語能力が未発達な幼稚園生のような子供たちにも同じような事が言えます。

 

専門性のある人が教えるのが一番いい

もしかしたらあなたは日本語を教えることがそこまで難しい事ではないと思っているかもしれません。

しかしやはり一番は専門性を持った人が、学習者にあったカリキュラムを作り指導して行くことが日本語上達への一番の近道ですし、学習者にとっても負荷少ないと言えます。

このブログはそんな中でも、どうしても日本語を教えなければいけない人向けに書かれています。「そのようなノウハウがないけれど、どうしても教えなければいけない方」はこのサイトでノウハウを盗んで、あなたの日本語教育に生かしてください!

 

正しい日本語はない

もちろんN1(日本語試験1級)に受かるための「正解」と呼ばれる解法はありますが、すべての言葉には正解はありません。

言葉は日々変化し更新されています。広辞苑が更新されているのを考えると自然なことだということがわかると思います。

日本語を教えていると、これが正しくてこれが間違っていると判断する機会が多くなります。しかしその時に「これってほんとにそうだっけ?」という気持ちに再度立ち戻るり、学習者と一緒に勉強していく姿勢を持ってください。

きっとそうすることで、学習者の気持ちに一歩近づくことができるでしょう。

 

 

 

利用規約てきなもの

学習用資料について

このサイトが学習教材として提供している資料は、日本語を指導している方ならだれでも無料で用途に限らずお使いいただけます。

ただし使った感想や改善の提案などをコメントにて送っていただけると、作者が大変喜びますし、今後の教材の改善にも役立ちます。

このサイトに書いてある内容について

このサイトに書かれている内容は、専門性はないけれど日本語指導をどうしても行わなければいけない人向けに書かれています。

例えばこんな方向けです。

  • 日本語が他の子どもたちよりも得意じゃない子を受け持つ担任の先生
  • 日本語が得意ではない人を会社で指導する機会がある会社員
  • 日本語学習の支援をおこなうボランティア

 

またここに書かれている内容はある程度業界のスタンダードなことが書かれていますし、初心者にもわかりやすく書かれています。しかしこのサイトの利用はあくまで参考としていただき、実際に教える時に取り入れるかどうかは、あなたが学習者を見て判断してください。

上記における学習上のすべての問題において、こちらは責任を負いかねます。

 

筆者紹介

日本語・日本文学を専門に都内の大学を卒業。現在は外国にルーツのある子ども向けの学習支援をとおし、自分の日本語教育の能力を向上中。